From Scratch [ Five Rhythm Works ] LP

型番 EM1150LP
販売価格 2,530円(税230円)

SOLD OUT

※試聴クリップはページ下部にあります。


フロム・スクラッチ『ファイヴ・リズム・ワークス』[EM1150LP]

デジタル配信版(WAV/FLAC/AIFF)はこちら:https://emrecords.bandcamp.com/

爆裂ミニマル・ポリリズム。スティーヴ・ライヒ、テリー・ライリー、テクノ・リスナーも必聴の打楽器アンサンブル、フロム・スクラッチの世界初ベスト選&CD化。

フロム・スクラッチはコーネリアス・カーデューのスクラッチ・オーケストラから発展し、1970年代半ば、フィル・ダドソンによりニュージーランドで組織されたグループで、兵器のようなイカつい外見の自作打楽器で実験音楽リスナーに知られる。鈴木昭男をはじめ日本の音楽家と交流があり、3度の来日公演も経験。彼らはスコアをもとに極めてシステマチックに演奏し、3〜4組の打楽器で、4,5,6,7,8,9,10,11拍子のミニマルな複合リズムを叩き出すが、スティーヴ・ライヒ、テリー・ライリーとは似て非なるアプローチで、ウェスタンとアフリカンが混在するようなライブ感のあるポリリズムを探求。出てくる音は高尚さなど漂わせないプリミティブなもので、妙に俗物的なチューブ打楽器の音色、ヒューマン演奏のズレ感覚が混ざって強烈な存在感を放つ。現音リスナーに独占されるのはもったいない、テクノ/ニューウェーブ/ダンスミュージックにもシェアされるべき作品。

本セレクションでは荒々しい初期の「Out In」と「Drumwheel」から1パートずつ、完成形と評される『Gung Ho 1,2,3D』から2パートを収録。目玉は今回発掘した未発表初録音「Passage」(1975年)で、スカスカの演奏が逆に新鮮な侘び寂び感を生み、ポリネシア産の室内楽とでもいえそうな世界を聞かせる。

リマスターには全てオリジナル・マスターを使用し、格段に向上した音質に注目。

解説はフロム・スクラッチのリサーチャー、アンドリュー・クリフォード。

TRACKS:
1. Out In Part 1 (1976) 12:15
2. Drumwheel Part 2 (1977) 13:40
3. 5,6,7 and 6,7,8 from Gung Ho 1,2,3D (1982) 10:26
4. Passage (1974) -previously unissued- 12:37

Your recent history

Recommended

Best sellers

Mobile