《デッドストック》Goffredo Haus [ Musiche Per Poche Parti ] CD

型番 SLCD1012
販売価格 3,300円(税300円)

SOLD OUT

※試聴クリップはページ下部にあります。


スティレリベロ作品のデッドストック入荷!!
※一部未包装、開封コピーですが原則として新古品です

=スティレリベロとは=
Virgin Recordsの援助を受け、1988年にローマで発足したレーベル《STILE LIBERO》(スティレリベロ「フリースタイル」の意)はメインストリームのレーベルから見向きもされなかったイタリアの気鋭の音楽家たちにインスピレーションを表現する機会を与えることを意図していた。コンテンポラリー、ポストミニマル、電子音楽、民俗音楽、ジャズ、SSW、名付けることが難しい音楽まで含めた非商業的作品をリリースし、作曲という欧州の伝統と地中海音楽文化の資質をソフィスティケートされた音楽文体で表現したレーベルといえる。そもそもコマーシャルな成功を目的としておらず必然的に全て稀少盤化。

=以下、本作の解説=

Goffredo Haus『Musiche Per Poche Parti』[Italy: Stile Libero SLCD 1012, 1989年] CD

ミラノ大コンピューターサイエンス学部教授、ゴッフレード・ハウスの1989年作でコンピュータ実験音楽の名作。ハウスは人間が作った曲をコンピュータで演奏するのではなく、コンピューターそれ自身に作曲させる(演奏も)という手法を実験したコンピュータ・プログラミング・コンポジションの先駆者で、昨今ならアルゴリズムという言葉で説明される分野を音楽利用に開拓した作家だ(※ただし、プログラムは本質的にはアルゴリズム)。本作はMacintosh II(!)を用いた1974-76年の作曲品を、同大学にハウスが1985年に設立したLIM (Laboratorio di Informatica Musicale、音楽情報学研究室)でリアライズしたもの。録音に使われたYamaha TX802、 AKAI S1000-S900、Roland D550-MKS80という機材名で推察すると、トーネジェネレータ、サンプラー、フルデジタルシンセを組み合わせコンピュータが自動生成したプログラムを音響化したものといえそう。FMシンセ音を介して長大な数列が音符で舞うような錯覚が起きる世界は、あのクラフトワークですら人間の温かみを感じさせるほど!全てが名盤の同社 “Euphonica Series”の1枚でCDが似合う作品。


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