野澤美香 [ Serious Garden ] CD (1996年作、未開封デッドストック)

型番 AP601
販売価格 1,980円(税180円)
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特大推薦盤・MUST!!!

一般には知られざる現代音楽の作曲家、野澤美香の希少な1996年のソロCDが未開封デッドストックで入荷。70sミニマリズム>80sアンビエントを経て現れた90年代日本の現音/ニュー・ミュージックの突端でしかもこれは<ハイパーリアル・ミュージック>。シンプルに言えば凄まじくカッコいい。坂本龍一、竹間淳、関根真理が好きな方にも推薦したい舞台音楽の範疇をこえて迫る逸品です。

『Serious Garden』は野澤がモダンダンス新作のために委嘱された作品で、バーコードも価格表示も無いため広く流通したものとは思えない。
 本作は器楽演奏+エレクトロニクス処理(プログラミング)で制作されたといい、その手法はpre-recordedのアコースティック楽器演奏をサンプリングし、そのパーツを使って<実際の合奏のように>再構成したという気の遠くなるもの。これはノア・クレシェフスキーが提唱・実践していた「ハイパーリアル・ミュージック」の手法で、野澤は実演奏風にするためわざわざ<揺れ>を作ったというのだから畏れ入る。

「Oxygenator」はダブルリードの木管楽器風の音や笛がレイヤーされ反復するポリフォニー/カノンっぽい構成にマリンバ?のような打楽器が即興的に加わる。
「Lotus, lotus」はデンデン鳴る打楽器の進行に沿って、鉦や笛やオーボエ?が何種も現われては消え、曲が進むにつれ音が厚くなり音響的な変化がある。
「Velvet Riot」はヴォイス+ピアノ曲かと思えば途中から不定形の打楽器曲に変化し、徐々に音数がふえ、エンディングにはオーケストレーションが出現する編曲も含めて随所で不意打ちを食わされる。

聞くところによると、野澤は10代から入野義朗や松平頼暁に師事したアカデミックな作曲家/音楽家であり、80年代終わりにロックフェラーのグラントを得て活動をNYに移す。一方、原マスミやKatra Turana、ばちかぶりのサポートなど80年代東京のインディー(ズ)シーンにも出没していた。その後は職業音楽家としてドラマ、劇伴、コマーシャル、ゲーム等の音楽を手がけ現在は「パフォーマンス東京 ”Solitaire”」という先鋭的な表現者をプロデュースするイベントも主催する。ガチガチのアカデミー気質ではなく、『Serious Garden』を聞くかぎりでは、80sインディーに通底していたフリーフォームさ、不合理さ、違和と混交を肯定する感覚をもつように思われる。

+通常ジュエルケース、キャラメル包装
+見開きインサート封入
+もともと帯無し

TRACKS:
1. Oxygenator [8:09]
2. Lotus, lotus [9:14]
3. Velvet Riot [9:22]

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