Yoshi Wada [ Singing in Unison ] CD

型番 EM1109CD
販売価格 2,530円(税230円)
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※試聴クリップはページ下部にあります。


ヨシ・ワダ『シンギング・イン・ユニゾン 』CD (2012 edition)

ヨシ・ワダへ捧ぐ!!
ヨシ・ワダ・トリビュート・コンサート開催を記念し、ワダの名作一式が限定復活。しばらく流通のなかったエム・レコード+オメガポイント共同制作タイトルを取り揃えました。2021年12月初旬ー中旬入庫予定。ご予約承り中。


■ヨシ・ワダ・トリビュート・コンサート
「INTERDIFFUSION A tribute to Yoshi Wada」
開催日時:2021年12月18日(土)
場所:山梨県北杜市の特設会場(有観客、2公演、人数制限あり)
詳細・チケット購入:https://interdiffusion-yoshiwada.zaiko.io/e/tribute
Instagram:https://www.instagram.com/interdiffusion.yoshiwada/
Twitter:https://twitter.com/Interdiffusion_

※以下、彼のサウンド・アートの偉業の再検証を兼ね、オリジナル録音年代順に各作品をご紹介します。続き物としてお読み下さい。

=その2/5=

(1/5『アース・ホルンズ・ウィズ・エレクトロニック・ドローン』からの続きです)

ワダが音楽を学んだのはラモンテ・ヤングだけではない。60年代終わりよりヤングのロフトに滞在した北インドのヒンドゥスターニー音楽の伝統歌唱のマスター、パンディット・プラン・ナートから1971年頃より約10年間、個人レッスンを受けている。その渦中の1970年代半ば、民族音楽フェスティバルでマケドニアの女性グループの合唱を聞き、同じ音高を斉唱して発生する音の高低差の音響効果に触発されたワダは、自身でその音響再現の実験に着手。この過程で生まれたのが本作『シンギング・イン・ユニゾン』である。これは男声二声または三声の倍音律のユニゾン歌唱による旋法的即興で、1976年から1978年にかけ実験された。CDリリースしたのは1978年の二部構成のライブ録音で、前半は自然短音階、後半がニロ抜き短音階(のはず)での即興である。ワダはこの旋法上の即興実験の際、三声で調子をあわせた歌唱の相互作用でクリアな微分音の倍音が作り出せることを発見し、後に、バグパイプのための器楽作品にこの手法を応用することになる。

(この後は3/5『ラメント・フォー・ザ・ライズ・アンド・フォール・オブ・ジ・エレファンタイン・クロコダイル』に続く)

=作品仕様=
+ ライナー(日本語・英語解説掲載)
+ シュリンク封入

TRACKS:
1. March 15 - Part 1 (44:07)
2. March 15 - Part 2 (22:30)

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