Yoshi Wada [ Earth Horns with Electronic Drone ] CD

型番 EM1081CD
販売価格 2,530円(税230円)
購入数

※試聴クリップはページ下部にあります。


ヨシ・ワダ『アース・ホルンズ・ウィズ・エレクトロニック・ドローン(電子ドローンを伴ったアース・ホルン)』CD (2008 edition)

ヨシ・ワダへ捧ぐ!!
ヨシ・ワダ・トリビュート・コンサート開催を記念し、ワダの名作一式が限定復活。しばらく流通のなかったエム・レコード+オメガポイント共同制作タイトルを取り揃えました。2021年12月初旬ー中旬入庫予定。ご予約承り中。


■ヨシ・ワダ・トリビュート・コンサート
「INTERDIFFUSION A tribute to Yoshi Wada」
開催日時:2021年12月18日(土)
場所:山梨県北杜市の特設会場(有観客、2公演、人数制限あり)
詳細・チケット購入:https://interdiffusion-yoshiwada.zaiko.io/e/tribute
Instagram:https://www.instagram.com/interdiffusion.yoshiwada/
Twitter:https://twitter.com/Interdiffusion_

※以下、彼のサウンド・アートの偉業の再検証を兼ね、オリジナル録音年代順に各作品をご紹介します。続き物としてお読み下さい。

=その1/5=

1967年、京都市立美術大学・彫刻科を卒業したワダは、何のつても無くアート活動を求めて単身ニューヨークに移住。最初はジャズにハマっていたが、1968年、フルクサスのジョージ・マチューナスと邂逅し運命が転回しはじめる。彼はフルクサスに誘われると同時にラモンテ・ヤングを紹介され、いきなり当時のニュー・ミュージック最前線に接触。ヤングから電子音楽と作曲法を学び、最先端のアメリカン・ミニマル・ミュージックに介入する準備を整えた。また、ハリー・パーチを発見して創作楽器の制作と楽器のための作曲衝動にかられたワダは、建築資材の配管パイプから楽器を思いつく。こうして生まれたのが〔パイプ・ホルン〕という創作楽器だ。長いのもので5m、重いもので15kgというこの非合理的な楽器を各所に運び込み、1970年代初期に行ったミニマリズムど真ん中の実験が形をなしたのが『アース・ホルンズ・ウィズ・エレクトロニック・ドローン(電子ドローンを伴ったアース・ホルン)』(録音1974年)である。本作は設置場所の電源周波数に音高を調律した電子音ドローンと4つのパイプホルンを用い(米ではB〜B♭の中間)、パイプホルンを吹いた音をマイクでひろって電子ドローンとミックスし再生するフィードバック・システムでの演奏である。およそ3時間かけて、ただ一音をめぐって起こる倍音と小さな音の強弱・音価の微細な変化を実験した、瞑想的かつウルトラ・ハードコアな作品となった。
CD版は2時間強の演奏から抜粋した77分のエディットである。

(この後は2/5『シンギング・イン・ユニゾン(Singing in Unison)』に続く)

=作品仕様=
+ ライナー/帯付き(日本語・英語解説掲載)
+ シュリンク封入

TRACKS:
1. Earth Horns with Electronic Drone (77:00)

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