Yoshi Wada [ Lament for the Rise and Fall of the Elephantine Crocodile ] CD

型番 EM1074CD
販売価格 2,530円(税230円)
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※試聴クリップはページ下部にあります。


ヨシ・ワダ『ラメント・フォー・ザ・ライズ・アンド・フォール・オブ・ジ・ エレファンタイン・クロコダイル』CD

ヨシ・ワダへ捧ぐ!!
ヨシ・ワダ・トリビュート・コンサート開催を記念し、ワダの名作一式が限定復活。しばらく流通のなかったエム・レコード+オメガポイント共同制作タイトルを取り揃えました。2021年12月初旬ー中旬入庫予定。ご予約承り中。


■ヨシ・ワダ・トリビュート・コンサート
「INTERDIFFUSION A tribute to Yoshi Wada」
開催日時:2021年12月18日(土)
場所:山梨県北杜市の特設会場(有観客、2公演、人数制限あり)
詳細・チケット購入:https://interdiffusion-yoshiwada.zaiko.io/e/tribute
Instagram:https://www.instagram.com/interdiffusion.yoshiwada/
Twitter:https://twitter.com/Interdiffusion_

※以下、彼のサウンド・アートの偉業の再検証を兼ね、オリジナル録音年代順に各作品をご紹介します。続き物としてお読み下さい。

=その3/5=

(2/5『シンギング・イン・ユニゾン』からの続きです)

「シンギング・イン・ユニゾン」での歌唱実験を終えたワダは、とある野外フェスでバグパイプの演奏に遭遇しこれにノックアウト。プラン・ナートと同じく個人レッスンを申し込み習得に挑んだが、彼が学んだのは複雑な古典バグパイプ音楽で、ショーで見るような一般的なマーチング・バンドではなかった。ワダの関心はここでも〔音〕にあり、ドローンパイプや付帯する倍音にポリフォニックな可能性をみて研究し、制作したのが巨大なエアーコンプレッサーを接続した通称「改良共鳴バグパイプ」という爆音発生楽器だった。2年あまり本機のトライアル&改良を繰り返した末、1981年、初めてのソロLPリリースとして録音したのが本作『ラメント・フォー・ザ・ライズ・アンド・フォール・オブ・ジ・ エレファンタイン・クロコダイル』となる。ここで実験したのは、プラン・ナートに学んだインドの古典歌唱とスコットランドの古典バグパイプ音楽の成分を、 彼の流儀に翻訳し組み合わせたラディカルな音楽だ。録音場所に選んだNY州バッファローのメディア・スタディにある空の水泳プールの強烈な残響が、地底の底から響くようにワダの唸り声と改良共鳴バグパイプを包み込み眩惑的な音を生成する。ワダはこの実験でドラッギーな残響音の虜になってしまった。

このCDはマスターテープから完全長尺版を収め、1982年に発売されたLPより20分も長く、倍音の隅々までが聴こえる再現度はワダを驚かせ、彼を満足させた快心のCD化となった。

(この後は4/5『オフ・ザ・ウォール』に続く)

=作品仕様=
+ ライナー(日本語・英語解説掲載)
+ シュリンク封入

TRACKS:
1. Singing (31:07)
2. Bagpipe (33:17)

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