シェリフ・リンド&ザ・ハマー『テン・ダブズ・ザット・シュック・ザ・ワールド』[EM1119CD]
ジャーなんてまるで感じない、オーストラリアの純なレゲエ・マニア。宅録ロッカーズのベッド・ルーム・ダブ・ワイズはエコーとベースこそが最重要ファクター。ほんまにクール(こりゃええ感じ)。大好きだ。(林 正也/Rock-A-Shacka/Pirates Choice)
原盤プロデューサー、故ジョン・ブレイズに捧げる2013年リプレス。新たにボーナス・トラック総入れ替え。
キング・タビーとマッド・プロフェッサーびいきのレゲエ狂、シェリフ・リンドことアンソニー・メイハーが、深く熱いルーツレゲエ・ダブ愛を注入してつくったヘヴィーメタル・ダブ名盤『世界を揺るがした十のダブ』。80年代初頭から半ばにかけコツコツと録音実験を重ね、自国オーストラリアの実験音楽集団、ループ・オーケストラやセヴァード・ヘッズらの支援で制作されたアルバムであり、ルーツレゲエのみならず、ポストパンク〜インダストリアル〜電子音楽にもリンクした世界を提示(聴く人が聴けばわかる)。オリジナルは発表当時250枚手売りしたのみという幻のアルバムである。実に弾けまくっているエレキ・ベースとサイケデリックですらあるミキシング・スタイル、ジャマイカンやUK勢とは違ったトリッピーな重金属ダブ・ワイズ。
CD版ボーナスは2005年版と総入れ替え。未発表曲とシェリフ・リンドの初期ユニットによる幻のカセットテープ作品を収録。
>CD版:
*ボーナス追加(未発表曲含む)
*通常ジュエルケース
*12Pライナー封入
*英語・日本語解説掲載(2005年度版と同内容)
LP版:
*インナースリーブ封入
*英語・日本語解説掲載
*新たにヴァイナル用リマスター
*高音質プレス
TRACKS:
1. Dub House Of Horrors
2. ! (Dub)
3. Grossly Overweight Dub>
4. Fatal Dub
5. Dub Express
6. Dread-ging The River
7. And On The Seventh Day...Dub
8. Eastern Bloc
CD bonus tracks
9. Bumper Dub*
10. Bury Dem Dub*
11. Smart Fear Dub*
12. Untitled track from Hell, Yes! cassette tape
* previously unissued