Robert Cox [ Random Musics ] カセットテープ

型番 URT83
販売価格 1,800円(税164円)
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※試聴クリップはページ下部にあります。


Robert Cox『Random Musics』[UK: Unlikely Records URT83, 1984年] cassette

Rimarimbaのユニット名で知られる英国田園箱庭実験音楽の雄、ロバート・コックスのUnlikely Recordsのオリジナル・ハンドメイド自主盤が一挙入荷!!

80年代初期より英国田園アヴァンポップの知る人ぞ知る名門、アラン・ジェンキンスのCordelia Recordsと意気投合し、提携リリースも盛んに行ったUnlikely Records(「ありそうもない」レコード)ですが、資金的問題もあり、その自主リリースはほぼ全てカセット・オンリー(※レコードはCordeliaが作っていた。500枚程度だけど、、)。実はUnlikelyは当時のカセット生テープ、ラベルシール、インデックス類を保持しており、今回入荷したものは、近作のCDRやカセットを除けば、それらを組み合わせたものでほぼオリジナル盤と言って良い。ヴィンテージ生テープ+当時のラベルにコピーしたインデックスを付けたもの(?)や当時のインデックスも混在し、コピーかオリジナルかほぼ不明。この機会をお逃し無く!

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本作説明:

ロバート・コックスのソロ名義ファースト・アルバムで「ランダム・ミュージック」と彼が命名したシリーズの1枚目となるカセット。1984年作。

「ランダム・ミュージック」とは、音高が書かれた36枚のカードと音符の長さが書かれた16枚のカードをあらかじめ用意し、文字通りランダム(行き当たりばったり)に引き抜いたカードの組み合わせで作曲・演奏するという実験作品。骰子や卦を使って楽譜を書くケージの不確定性の音楽に近しい作曲方法で、前者は作曲に膨大な時間がかかる一方、こちらはもっと簡易な状況を用意し、システマチックな方法だけでなく、フリーインプロ的な表現方法も混入できるよう設計されている。基本的には電子キーボードと電子シグナルで演奏されており、「A2 is Missing」のような完全にエイリアンなものになった曲、モートン・フェルドマンのような点描の曲など様々な表情があり聞き飽きない。最後に収録された「C352」は初期スティーヴ・ライヒのテープ実験を想起させる没入的な作品。MUST!!

■以下はコックスによる本作の解説
1982年、1983年、1984年の3年間、私はキーボードとシグナル・ジェネレーターのために、音高が書かれた36枚のカードと音符の長さが書かれた16枚のカードを使っていくつもの曲を作曲し録音した。

「A2 is Missing」のように、幾つかは何のルールも適用していないものもあり、それらはとても異質な響きがした。また、特定のキーやモードの音だけを使ったものもあり、それらは(少し)人間的なサウンドになった。最後の「C352」は、マルチトラック・カセット・レコーダーの4つのトラックで繰り返される1つのモノラル・マルチトラック・ミックスである。カセット特有のスピードの変化により、4つのトラックはゆっくりと離れていった。

作品仕様:
・カセットテープ+インデックス付き

TRACKS:

1. A2 Is Missing
2. On Casting A Shadow (Parts 1, 2, 3)
3. Fetish
4. In The East
5. Tightened Up
6. C352

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