COMPUMA [ horizons ] LP

型番 SOMETHING ABOUT 008 LP
販売価格 4,620円(税420円)
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※試聴クリップはページ下部にあります。


COMPUMA『horizons』[Japan: SOMETHING ABOUT, 008 LP, 2025年] LP

再びMUST!!!!
評判の良かったCOMPUMAのセカンド・フルアルバム『horizons』(2024年)を自主レーベルでLP化。限定300部。
自身のルーツである熊本を散策しインスパイアされ制作されたという本作『horizons』は、題名とアートワークで示されているように複数の地平・水平線をイメージしたもので(と思うのですが)それは何の地平・水平なのか?そう考えた途端、各トラックのレイヤー感、重なり感に注意が向き、その楽音の層の変化についつい聞き入ってしまいます。音の基本構成はアンビエント的シンセサイザー・サウンド、フィールド録音、COMPUMAのトレードマークといえる808系エレクトロ打ち込みで、そのトラック層は十分聞き分けられる。本作のキャッチーは部分は前半にふんだんに取り入れられたヴォーコーダーによる電子変調テキスト・リーディングでこれが実にキラー。全7曲、47分のシームレスでなめからかな世界は名うてのDJで選曲家、COMPUMAの良き持ち味ではないでしょうか。

以下、公式案内:

COMPUMAが、2022年リリースのソロアルバム『A View』以来2年ぶりにCDリリースした新作ニューアルバム『horizons』が自身レーベルSomething Aboutより待望アナログ・レコード化リリース!!

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昨年9月CDリリースから半年が経ちましたが、おかげさまで満足のいく仕上がりとなるレコードが完成できたと思います。デザイナー鈴木聖さんによるCDアートワークを発展させたリ・アートワーク装丁、中村宗一郎さんによるアナログ用マスタリングが施された自主レーベルSOMETHING ABOUTからの限定300枚アナログ盤LP。(両面カラー・アートシート封入)

皆様のコレクション、レコード棚の仲間入りをさせていただけましたらうれしく思います。なにとぞどうぞよろしくおねがいいたします。(COMPUMA)

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■アルバム概要

アルバム『horizons』は、COMPUMAが2023年7月に自身のBandcampよりデジタル限定でリリースしたEP「horizons EP」をさらに発展させて制作したアルバムとなっており、自身のルーツとなる、熊本・江津湖のほとりや、各地の様々な場所を散策時に、その景色や環境にインスピレーションを得て作られた楽曲で、ミニマルな日常の心地よさをその音へと昇華させたかのような、ゆったりとしたエレクトロニック・ダウンテンポ、 アンビエント、イマジナリーなエレクトロ環境音楽作品となっている。
電子音のうねりが澄み切った空の広がりと湖の景色を横目にゆったりと歩いていく様を表したような「horizons 1」、ヴォコーダー・ヴォイスがどこか人々の営みを彷彿とさせてくれており、歩みのなかの内省にフォーカスしたような、よりミニマルなリズムと電子音の戯れへと絶妙な塩梅で変化させていく「horizons 2」、歩きながらの思索の緩急のような、そして、アーリー電子音楽へのオマージュともとれる「horizons 3」、歩くことに没頭しているかのような、よりストイック・ミニマルなエレクトロ・ダブワイズ「horizons 4」、そして、そしてアルバム・ラストには、広大な空を眺めているかのような、まるで前半部の歩みが淡い記憶として拡張されていく様を描いているかのような、フィールドレコーディングによってそぞろ歩く水辺の気配をまとったノンビート・アンビエント・テイストの、「horizons 5」と、ときに景色と歩くことに没入し、ときに思索にふけり歩き続ける「散歩」の日々のヴァージョンを彷彿とさせる「horizons」5ヴァージョンを収録しており、幕間には「horizons Interlude」を挟んで、たゆたう湖面を彷彿とさせる、前作『A View』収録曲「View 2」のセルフ・リミックス、エレクトロ・ヴァージョン「view 2 electro」を収録した全7曲となっている。

個人的な感想を言えば、どこかクラフトワークの『アウトバーン』を思わせる作品で、かの作品はアウトバーンが走る西ドイツの田園風景をミニマルな電子音による書き割りで描いたわけだが、本作もどこか「散歩」の情景を電子音にて描いているようにも思える作品でもある。とはいえ『アウトバーン』と違うのは、歩みのなかでの内省へも踏み込んでいくような中盤の要素もあり、アルバムを通してさまざまな(心情も含めた)景色を見せる、そんな作品となっている。シーンの潮流たるマクロな視点で言えば、昨今の環境音楽リヴァイヴァルやアンビエント・ミュージックの一般化のなかでの、DJやレコード・バイヤーとして、そうした音楽を長らく紹介してきた彼の新たな回答とも言える作品でもある。
アルバムは、Deavid SoulやUrban Volcano Sound、レコーディング / マスタリング・エンジニアとしても活動する hacchiが共同で制作に関わり、マスタリングは坂本慎太郎ソロ作他、多くの名盤を生み出してきたスタジオPeace Musicの中村宗一郎が手がけている。パッケージ・アートワークは、デザイナー鈴木聖によるもの。(河村祐介)

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作品仕様
+ 12インチLP、通常黒VINYL
+ 両面フルカラー・アートシート封入
+ VINYL用マスタリング:中村宗一郎、アートワーク:鈴木聖

TRACKS:
1. horizons 1 (7:59)
2. horizons 2 (6:12)
3. horizons 3 (4:59)
4. horizons 4 (4:29)
5. horizons Interlude (1:16)
6. view 2 electro (6:49)
7. horizons 5 (15:12)

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