William Loughborough [ Bongo Drum Instructions ] LP

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William Loughborough [ Bongo Drum Instructions ] LP

[US: Folkways, 1958] LP

マサチューセッツ工科大(MIT)卒のエンジニアで元海軍レーダー技師という経歴をもつビート音楽家、ボブ・ラフボロー(1926-2010)の長いキャリアで唯一のソロ・アルバムが本作。ラフボローは西海岸のジャズ・ポップスから実験的音楽を横断してシーンを影で支えた功労者で、40年代からジャズ方面で活躍しチェット・ベイカーらのためにパーカッションを演奏、同時期にハリー・パーチと仕事をして彼の制作に貢献しつつ、幾つかの打楽器を発明。ソングライターとしてはキングストン・トリオ、ボブ・ドロー、マンハッタン・トランスファー、アニタ・オデイ、アル・ジャロウが彼の歌を歌っている。また、楽器製作、音楽出版、電子音楽家の組織化のため「ミュージカル・エンジニアリング・アソシエイツ」という労組的な団体を設立し(その後、ヘンリー・ジェイコブスに譲渡)、サンフランシスコ実験・電子音楽草創期のVORTEXコンサートも後援している。この『Bongo Drum Instructions』は、Folkwaysから発売されたボンゴ・ドラム教則レコードつまり打楽器演奏のみで構成され、ジャズ演奏〜ハリー・パーチ〜VORTEXコンサート〜アラン・ワッツの初期アルバムをつなぐ糸のような重要作。創作者(音楽家)そのものを生み出すという狙いと作品聴取の手がかり参照点の理解を促進するという包括的な狙いがあったと思われるが、目標として6拍子を使いこなすための実践レクチャーとデモンストレーション演奏はそれ自体ビート音楽として非常にかっこいい。西海岸ビート音楽の埋もれた名盤。ブックレット付きオリジナル。

ディスク VG-:表面のスレ、ごく浅い傷、時おりパチパチ。
ジャケット VG+:表面にシール?の痕、黒いエンボス紙が差し込み口で1x20cm程度剥がれ。

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