※試聴クリップはページ下部にあります。
隠れファンも多いアルヴォ・ペルト誕生90年を祝って小特集!
ペルト90歳を祝う地元エストニアの後援組織よりペルト関連の珍しい作品を直入手。同時に横つながりでエストニアの別レーベルより秀逸なコンピレーションも入手し併せてお届け!世界的な作曲家である彼の荘厳なECM諸作は大手量販店で入手して頂くとして、こちらはペルト年表にあまり顔を出さないコマーシャルワークその他の活動になります。(容赦ないエストニアVAT税徴収と高額な運賃を乗り越えて輸入しました。普通に個人購入すれば表示価格の約2倍以上、、)
Arvo Pärt 「Ukuaru Valss (by Arvo Pärt) c/w Ukuaru Valss (by Juhan Uppin)」[Estonia: APK, 2020年] 7-inch
「Ukuaru Valss (Ukuaru Waltz)」は、エストニアの映画『Ukuaru』(1973年)の挿入曲で、ペルトの「コマーシャル」作品の中で最も有名な曲。Aメジャー、四分の三拍子のワルツ・インストの小品で、劇中ではアコーディオンで演奏された本曲ですが、2009年に改めて譜面に起こされ、2010年に彼の公式作品リストに掲載されました。作家自身、思い入れのある曲もあり、2018年に自らピアノで演奏録音したものが本作です。ECMでの諸作では決して耳にすることのない明確な長調の、しかもワルツで、ECMの大作群に対置したとき、何気ないこの曲の存在が際立ってきます。ペルトのキャリア中、唯一の「7インチ」「CDシングル」フォーマットでのリリースにもなります。
7インチ版にはエストニアの演奏家Juhan Uppinによるボタン・アコーディオン・ヴァージョンがカップリングされ、録音当時の写真が掲載されたインサート付き。しかし、CD版に付属している楽譜は未掲載。※ペルト・センター内にコレクターかマニアがいた可能性大!笑