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Bill Rhodes [ Mind Break ] LP
[US: Jazzical Records, 1985] LP
1983年の大韓航空機撃墜事件への追悼作で米インディー自主盤マニアに知られる(?)米ジャズロックプログレフュージョンユニット、Everfriendのリーダーで、「Electronic Synthphonic」音楽を標榜した謎多きクラシック/ジャズ・ピアニスト、Bill Rhodesの完全自主制作1stソロ・アルバム。片面にスタジオ録音、片面にライブ録音を収録し、スタジオ録音サイドは80年代テクノロジーが紡いだFUTURE JAZZ観と当時流行りの打ち込みモダンBOOGIEがクラシック・マナーで接合した硬質な変態超常感みなぎる無審査・無検閲の自主盤勝利宣言。そんなスタジオ面と対極にあるライブ録音サイドは(恐らく)良家出身が隠しきれないスマートなピアノ演奏でその落差は強烈。本作は1991年に独のNew-age音楽専科レーベルInnovative Communicationに「発見」され拡張版CDが発売されていますが、やはりピアノが解体したシュール図版のオリジナル盤の放つオーラは別格。ゲーム広告のような当時のインサート付き(<これも最高!)。
ディスク VG+〜NM:非常にきれい
ジャケット VG+:周囲が若干経年黄ばみ、周囲に目立つ折れシワなし。