※試聴クリップはページ下部にあります。
[US: Cook, 1957年] Reel-to-reel
Rupert Clemendore & His Band 『Le Jazz Trinidad』のほとんど見たこともない1/4インチ・オープンリール・エディション!音にこだわったCOOK社の理念が反映された究極のメディアで、そのままマスター使用も可能(?)なCOOKコレクターの終着アイテム。
オーディオ・エンジニアのエモリー・クックが50年代に興した、ジャズ/民俗音楽/現代音楽という独特のセレクションと、頑なな音響哲学を持ったレーベル、クック・ラボラトリーズ(Cook Laboratories)。クックといえばダミーヘッドを用いた「バイノーラル録音」をいち早く実用化し商業ベースにのせた功績も伝説的。これはクックの<Sounds Of Our Times / On-The-Scene>シリーズの1枚で、トリニダードのジャズ・グループ、ルパート・クレメンドア楽団を録音したもの。米発のハードバップ〜モダンジャズがカリブ諸島にで土着しつつあった絶妙の時期を期せずして記録したもので、時期でいえばジャマイカン・ジャズの名盤『Jazz Jamaica』より少し前の頃、この時すでにトリニダード・アクセントのカリビアン・ジャズ(クックはそれを「パトワ・ジャズ」と命名)が生まれていたことがわかります。怪しいエキゾ・ジャズ大人気曲「Mambo Chop Suey」収録で、レゲエ〜カリビアン音楽ファンから細野晴臣好きのエキゾ・マニアにまで広く愛される宝物のようなアルバム。入手困難!
テープ 巻き取り痕あり、リールにスレ痕少しですが状態は良好、テープ自体の状態は未明です。
箱 VG-:スレ、シワ。インサートに経年褪色。