ana-g [ ばから ] CD

型番 Yumemicori 001
販売価格 2,000円(税182円)

SOLD OUT

※試聴クリップはページ下部にあります。




ana-g『ばから』[Yumemicori 001] CD

7FOファイバリットでもあるana-g(アナジー)の自主盤CD。広く聞かれることを願う名盤です。イチオシです。

アナジーは、京都のバンド、SUZMENBA(スズメンバ)の本田未明とアーティスト/パフォーマーの山尾圭介が演奏と録音を担当し、グループのコンセプト/ヴィジュアルをたけむら千夏(P)が総轄するアート・ユニットだ。山尾は延々しゃべり続ける特殊な物語りパフォーマンスで一部に知られ(?)、たけむらは荒木経惟の選で第24回写真新世紀優秀賞を受賞し、第1回リトルモア新人賞も獲得している写真家である。

彼らの現在唯一のリリース作『ばから』は、2010年頃から本田と山尾が音源ファイルを交換し、およそ3年かけて制作したアルバムで、基本的には山尾が録った即興演奏/フィールドレコーディングなどを本田に送り、本田が素材を編集しつつサンプリングや楽器演奏、朗読のようなラップのようなヴォイスを足し、またやりとりして組み立てていくという作業を経ているらしい。作業は双方向でその逆もあり両者の演奏とヴォイスが外部からはほぼ識別できない状態に編まれている。マスタリングにおいてもロケーションを変えて音の鳴り具合を調整するなど、自由に遊び倒していると見せかけて無碍で神話没入的(アウトサイダーアート的)な世界を意識的に作り出した強度のある作品だ(※制作に時間がかかりすぎ、たけむら(P)の一喝で進行したという話も)。選曲においても計算された感は強く、聴き終えて、またすぐにはじめから聴きたくなる中毒性がある。こうしたアルバムに出会うことは稀。

ユニット名のアナジーは経済用語としての「シナジー(相乗効果)」の反対語に由来し、アルバム題名は賭博場、ガラス(シャンデリア)、馬鹿達(ばから)にちなんでいるらしい。

※今回CDをお求めの方に、アナジーの世界観が描かれた相関図をおまけで差し上げます(写真参照)。


=公式案内より抜粋=
「せいかつの中からしぜんに集まってくる音の混沌を、まるごと浴び流します。フローラルな、あたらしい化粧品のCMのような、香ばしい音楽を見つけたいです○」(!?)。

=作品仕様=
・10曲入り、トータル37分
・シングル紙ジャケット、帯付き、シュリンク封入

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