Daniel Lentz Group『On The Leopard Altar』[US: Cold Blue Music CB0022, 1984/2006年] CD
未開封シールド品。
1984年に発表されたダニエル・レンツ(グループ)の記念すべきデビューアルバムで、2006年に《Cold Blue》から出た初再発・初CD化版。LP初版はジャケ違いでLuaka Bopの前身となるニューヨークのワールド/ニューウェイブ系レーベル《Icon》から出ていますが、アカデミックではなく80年代初頭のNYダウンタウン・シーンやカリフォルニアの実験音楽シーンの融合があったことを想像させます。作曲はライヒやグラスのようなミニマル・ミュージックの要素を元に、より声楽的で幻想的なアプローチを採用。ダブリングされたヴォイスと複雑なアンサンブル、そしてデジタルディレイを多用したサウンドが特徴で、同時に、レンツの得意としたワイングラスを使ったサウンドが随所に用いられ、このきらめくような高音の響きが、深遠で瞑想的な雰囲気をも作り出しています。
妙な題名『ヒョウの祭壇の上で』は、数年後『Missa Umbrarum』で大々的に展開される神話や文学テクストを引用した幻想的で儀式的な雰囲気が試されており、祭壇に何かを捧げる行為にもとれます。バンクーバー万博でビデオアート作品としても公開されたとのこと。