《デッドストック》The BC Lemons [ Super Single ] 7-inch EP

販売価格 2,200円(税200円)
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The BC Lemons『Super Single』[Japan: Fantin Latour FLR-03、1985年] 4曲入り7インチ

デッドストック品・新品同様

80年代前半にSalon Kitty、Viola Reneaを送り出し内外から再評価される大阪のインディー・レーベル《Fantin Latour》(読みはファンタン・ラトゥール)の3作目にして最終リリース、BCレモンズの1985年7インチがご縁あってデッドストック入荷。日本で独自発展したネオアコ/ギターポップ・シーン勃興前夜、「プロト・ネオアコ」と言うべきミッシングピースを埋める重要盤・要再確認リスペクト作品です。事情をご存知の方には説明不要ですが、このような種類の作品は1985年の日本には皆無です。

BCレモンズは飯田充宏(g, voc)、Yuka(key, voc)、笹倉たかよし(dr)、西村雄介(b)の四人組のバンドで、この7インチEP『Super Single』でデビューし90年代初期に2枚のCDアルバムをリリース。英米ロックという大文字ジャンルが日本においてインディーロック(ポップ)と細分変化を起こしていく過渡期に発表されたのが本作『Super Single』で、1985年という時期は、英発ポストパンク内のサブジャンル/ムーヴメントが日本に届いて「ネオアコ/ギターポップ」として変転・定着する前、『英国音楽』も出ておらず、バンドでいえば大阪でデボネア、東京でロリポップ・ソニックが出現する直前といえば理解しやすい。本邦インディーロックの主流はパンクかハードコアという当時、BCレモンズが醸していたはずの、UKインディー音楽をディープに追いかけていた一部の人たちの最先端・高踏的なポップ概念はほとんど孤高。しかし、そのムードを掴んで後押ししたFantin Latourの審美眼はレーベルとして尊敬に値します。

なお、ベースシストの西村雄介はその後、遠藤ミチロウ、町田町蔵、Phewをはじめ数々のプロジェクトに参加しプロのミュージシャンとして活躍中。

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