ムングニ『レヴェル・アップ』[Japan: Neji Conga, 2025年] 画集+原画付き
111部のみ出版で通し番号付き。内容は選べませんが直筆原画を1枚お付けします。
並製・文庫版サイズ・ページ数???(たくさん!)、展示案内フライヤーを兼ねた帯付き。
米Stones Throwからドローイング集が出版された経緯を持つ山口在住の画家、ムングニの画集が入荷。日常的に暇さえあれば絵を描いているというムングニの画材はカンバスでなく周囲にあるノートメモ帳や紙の端切れで、そこに全てペンか鉛筆で素早く素描するらしい(一度動画を見てみたい)。音楽でいえば極端に短い即興演奏作品のようなもの!?ペン画のモチーフは多岐に渡るが、この異様な分厚さゆえにパラパラ眺めていると一定の法則が見えてくる、かと思えばぶっ壊される循環を体験できます。スカスカの紙も良い感じで作風とマッチしており、何より雑に読めるし、そう読むのがたぶん正解!?よくぞ出したという逸品です。
以下、公式案内転載:
munguni(むんぐに)
山口県下関市在住。2012年頃から見知らぬ人々がInstagram に投稿する写真や、自身が興味のあるミュージシャンなどをモチーフにドローイングを描き始める。そのドローイングをタグ付け投稿したところ、様々なアーティストの目に留まり、モチーフとしていたアーティスト本人たちから直接依頼を受けイベントフライヤーやレコードなどのアートワークを手掛けるようになる。
現在もデイリーワークの合間を縫ってマイペースに活動中。
主な作品に「STONES THROW」(2016)〈STONES THROWオフィシャルのイラストレーションブック〉, 「Stay」Tiny Herts(2013), 「Conveyor」Vex Ruffin (2017)へのアートワーク提供など, 近年は自身のイラストを用いたアニメーション制作も行なっている。
ムングニのインタビュー:
https://qetic.jp/column/culture-of-kitakyushu/munguni/450408/