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Karavi Roushi & Aquadab『BLADE N』[EM1215CD, 2025年] CD
2025年1月24日発売予定。ご予約注文承り中。
名盤『清澄黒河』で日本ヒップホップに突如切り込んだラッパー、Karavi Roushi(カラヴィ・ロウシ)の注目・待望のNEWアルバム『BLADE N』。前作同様サウンドデザインをAquadab(アクアダブ)が担当、ラッパーとトラックメイカーとの密な双方向性で作られた本作は、二人の連名リリースであり、また同時にKaravi Roushiの2ndソロ・アルバムにもなる入れ子のような作品です。
Karavi Roushiは、名古屋のヒップホップ・コレクティブ Hydro Brain Gangの一員として、Nero Imaiの素晴らしきアルバム『Return Of Acid King』(2017年)に参加しシーンに登場。その後、Aquadabとレーベル《Super Lights》を立ち上げ、Takara Ohashiをデザイナーに迎えて2019年に1stソロ・アルバム『清澄黒河』を発表。無名の新人ながらiTunesのHip Hop Japanアルバムで総合15位を記録し、音楽だけでなくOhashiがデザインしたCD装丁でみせたトータルアートも我々に衝撃を与えました。また、コロナ禍に制作されたコンピレーション『S.D.S =零=』(2020年)で発表された「Tokyoite」は、参加アーティスト達のフェイバリット/裏アンセムに。
この3人のチームで、ガラス細工のように作り込まれた本作『BLADE N』は、音楽面で意識的に方法論を変え、従来NGとされてきたラッパーのヴォイスやフローに干渉する対旋律を積極的に採用した楽器法、複雑に音が編まれたトラックで、ラッパーとトラックメイカーが対等の関係となったサウンド・テクスチャーを提案しています。時にシンセ機材のようなKaravi Roushiの超常ヴォイスは切れ味を加え、アートワークでは、「死なないこと」とファースト・トラックで歌い出される『BLADE N』に秘められた物語世界をOhashiがヴィジュアル抽出し、『清澄黒河』同様のインパクトを与えています。
本作の注目フィーチャーにはrawbaiとの共演でも話題のKuroyagi、Emotionalな心の機微を歌うORIVA、Nipps率いるThe SexorcistのC.J. CALが参加し、サウンド面ではCo-ProducerとしてSyntheticが1曲参加しています。
=作品仕様=
+ 12Pインサート(歌詞掲載)+帯
+ 通常ジュエルケース
TRACKS:
01. BLADEN (02:39)
02. Cheese in Hamburgar (feat. Kuroyagi) (03:22)
03. Another Story (02:10)
04. New War (03:36)
05. Brother (with Aquadab) (03:20)
06. Melodic Stripes (03:16)
07. Eternal (03:54)
08. DRiLLA tO the mOOn (feat. ORIVA) (03:00)
09. K2 Retro (feat. C.J.CAL) (2:55)
10. Serial (02:30)
11. Point (2:47)
12. Lamp (2:44)