インドフリス『レコーディング・アット・ムー』[Japan: DRINK&MOOD DAM01, 2026] カセット + DLコード
音楽イベントやカルチャーの発信地だった東京・下北沢のヴェニュー《mou(ムー)》がレーベルとして再始動。名称は店のテーマに掲げていた「DRINK&MOOD」で、そのローンチ・リリースが入荷しました。
《DRINK&MOOD》の記念すべき第一弾は、愛知を代表する音楽家、ind_fris(インドフリス)がmouで2019年に行った長尺ライヴセットの初音盤化。(以下、個人的な意見)ind_frisといえば、コロナ禍の前夜に発表された名盤『Sink in』(2019)、コロナ渦中に届けられた『Portfolio』(2022)、コロナが去った直後に発表された宇治香園の委嘱作『森と雨 = Woods and Rain』(2023)の3作が挙げられますが、その一貫してメローで涅槃的内容が、世界の苦難の記憶とレイヤーされ、有為転変の世の無常感と奇妙に応答します。本作『recording at mou』は、海を漂って届いた瓶詰の手紙のようなもの、その中身は朗報です。きっちりライン録りされた音源(?)を使用しており心地よい音はさすが!
以下、レーベル公式案内:
DRINK&MOOD”をテーマに東京、下北沢にて運営されていたmouが実店舗での営業を終え、新たにレーベル/プロジェクトとして再始動する”DRINK&MOOD”の第一弾。
愛知県の山奥を根城に活動する音楽家ind_frisによるmouでの演奏を録音した本作は、実機を使ったフローティングで透明感のある柔らかい音像でドローン〜スローハウス、アンビエントをゆったりと横断した素晴らしい作品となっています。
収録時間がA,B面合わせて120分ある贅沢なライブ盤という点も特徴で、緩やかに変化していく音が食事、家事や読書など日常のさまざまなシーンに優しく寄り添い、自然と混ざっていってくれるかと思います。
音にゆっくりと浸かって耳からじんわり体をほぐされていくような体験を是非味わってください。
アートワークのイラストは小川 洋平 による書き下ろし、デザインとロゴはKazuma Ogataというスペシャルな仕様になっています。
カセットオンリー。ダウンロードコード付き。