アキツユコ『エンプティー・トーク』[Japan: Aki Tsuyuko Self-released, 2016年] CD
たぶんもうどこにも売っていないアキツユコの2016年自主制作CDが嬉しい入荷!
『Empty Talk』は、ドリマトーンの遣い手、アキツユコが珍しくピアノ(と複数の小さなキーボード)で制作した、ぐっとネオクラシカルに接近した室内楽的アルバムで、彼女のディスコグラフィーでも異色作といえます。
当時、彼女は、2ヶ月に1度ほどのペースだった高円寺・円盤でのソロライブで、ドリマトーンの代わりにピアノや小さなキーボードを用いて既存曲のリアレンジ演奏を行っており、その楽器の組み合わせから、練習中やライブ中に新しいアイデアが浮かび新曲ができていた時期ということです。『Empty Talk』は、慣れないピアノに向き合っていた時期、自身のソロツアーが二週間後に控える中、短期集中して録音したもので、流暢に弾きこなせないがゆえのかけがえのないフィーリングに満ちた愛らしき小品集といえます。
松井一平の手になる装丁画は、ツアーに出る直前までアキツユコが録音していた部屋の中のイメージを描いたもの。